火垂るの墓 実話なのか?野坂昭如が込めた思い

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戦争の悲惨さと悲しさ、そして兄弟が必死に生き延びようとするさまを描いた高畑勲監督の『火垂るの墓』。

原作は野坂昭如さんの同名の短編小説、実際の戦争体験をもとに、兄弟の餓死までの悲劇を描いた作品で第58回(昭和42年度下半期) 直木賞を受賞しています。

アニメでは戦争の狂気や生々しさをリアルに描いており、2度と見たくないという人もいるほどですが、実際どこまで実話か気になります。

そこで野坂昭如さんが語った真実とともに、アニメのどこまでが実話かひも解いていきます。

火垂るの墓 映画公開後に語られた実話

「火垂るの墓」は、ノンフィクションのジャンルになりますが、その根底には、野坂昭如さんの壮絶な少年時代の経験があります。

野坂昭如さんには2人の妹がいたそうです。そのうち上の妹は空襲前に病気で亡くなっています。

そして節子のモデルになったというのが下の妹になりますが、年齢は節子と同じ4歳ではなく1歳4か月だったそうです。

1945年(昭和20年)6月5日の神戸大空襲で自宅を失い、家族は大火傷で亡くなっています。

まだ子供だった野坂昭如さんは妹と取り残されましたが、2人で生き抜くには厳しい時代。妹は無くなってしまいます。

野坂昭如さんは清太のように良き兄としていることができなかった記憶をもとに妹への懺悔として「火垂るの墓」の執筆したのです。

火垂るの墓 実話は衝撃的な過去だった

アニメの映画では、最初から最後まで妹思いの兄清太が描かれていますが、野坂昭如さんは自分はあそこまで優しくなかったと振り返っています

『わが桎梏の碑』は『火垂るの墓』の執筆の背景と、もとになった実話を克明につづった原作者の懺悔の手記です。

映画には描かれていない、当時の時代背景や感情などが記されていますが、そこには衝撃の過去が記されています。

下の妹には食べさせるつもりの食糧まで自分が食べてしまったり、空腹のため妹の太ももにも食欲を感じたことが書かれているのです。

また泣き止まない妹の頭を叩いて、脳震盪(のうしんとう)を起こさせたこともあったそうです。

結局は、食糧事情がどんどん悪くなっていき、妹に食べ物を与えることができなくなり、妹はやせ衰えて骨と皮だけに。誰にも看取られることもなく妹は餓死してしまいます。

「火垂るの墓」平和な時に上の妹を可愛がれた思い出とつらく当たってしまった下の妹の思い出を交えながら書いたと明かしているのです。

それから「火垂るの墓」で印象的な、妹の亡骸を兄自身が火葬し、その骨をドロップ缶に入れたのは実話だそうです。しかし防空壕での生活はしていないそうです。

火垂るの墓 実話と矛盾する点を高畑勲監督が語る

実話に対する矛盾ではなく、高畑勲監督があえて「火垂るの墓」に入れた嘘になります。

宮崎駿監督は「火垂るの墓」を観て

『火垂るの墓』にたいしては強烈な批判があります。 あれはウソだと思います。

まず、幽霊は死んだ時の姿で出てくると思いますから、ガリガリに痩せておなかが減った状態で出てくる。

それから、巡洋艦の艦長の息子は絶対に飢え死にしない。 それは戦争の本質をごまかしている。

それは野坂昭如が飢え死にしなかったように、絶対飢え死にしない。

海軍の士官というのは、確実に救済し合います、仲間同士だけで。

しかも巡洋艦の艦長になるというのは、日本の海軍士官のなかでもトップクラスのエリートですから、その村社会の団結の強さは強烈なものです。

神戸が空襲を受けたというだけで、そばの軍管区にいる士官たちが必ず、自分じゃなかったら部下を遣わしてでも、そのこどもを探したはずです。

……それは高畑勲がわかっていても、野坂昭如がウソをついているからしょうがないけれども。

戦争というのは、そういうかたちで出てくるものだと僕は思いますけどね。

だから、弾が当たって死ぬのもいるけれど、結局死ぬのは貧乏人が死ぬんですよ。

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と痛烈にに反しています。

リアリティを追及する宮崎駿監督らしい感想かもしれません。高畑勲監督と宮崎駿監督の映画に対する考え方の違いを良く表しているエピソードではないでしょうか。

宮崎駿監督は、戦争は絶対的なリアリズムで描くべきだと考えているのでしょう。

しかし、高畑監督は戦争の悲惨さと共に「社会から孤立した結果」を描くことも視野に入れて「火垂るの墓」を製作しています。

どうしても「社会から孤立した人は結果的に苦しむことになる」というメッセージを入れたかったのでしょう。

そう考えると現在は社会から孤立していく人がたくさん存在します。

「社会からの孤立」という視点で、「火垂るの墓」を見てみると現在の日本に対する新たな気づきがあるのかもしれません。

火垂るの墓 実話なのか?のまとめ

戦時中は、平和な時には考えられなかったことをするのが人間です。

そして、野坂昭如さんが戦時中の自分のした妹への行動にたいする懺悔を「火垂るの墓」という文学として発表しています。

野坂昭如さんが懺悔をしなければならないようなことをしてしまったという事実をしってから映画「火垂るの墓」を見ると、ただ悲しいだけではなく、人間の奥にある怖さや戦争によって常識が変わってしますことをはっきりと認識させられます

戦後の日本という言葉をあまり聞かなくなった現在だからこそ、「火垂るの墓」を見てただ戦争反対というだけでなく。もっと深く考えてみる必要があるのではないのでしょうか。

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