野菜くずスープからファイトケミカルをたくさん摂取|目がテン!

使われることなく、生ごみとして捨てられてしまう、野菜くずと言われる皮やヘタ、葉物野菜の根っこや大根の葉などの部分。

我が家は、結構皮付きのままで野菜は食べたりするため、沢山は出ないのですが、一定量の野菜くずはどうしてもあります。

今日の目がテン!では、そんな、野菜くずの素晴らしい効能と野菜くずの有用な成分をおいしく取る方法が紹介されていました。

野菜くずにはファイトケミカルがいっぱい

野菜くずにはファイトケミカルという、体に良い成分がたくさん含まれています。

ファイトケミカル?と初めて聞いたことがある人も多いかもしれませんが、

  • ポリフェノール
  • カロテン
  • リコピン

と聞けば、ほとんどの人は知っていると思います。

ファイトケミカルは、野菜が成長していく時に紫外線などから自分を守るために自ら作る抗酸化物質の事を言います。

このファイトケミカルを摂取すると、体内の活性化酸素を減らすことができ、動脈硬化などの病気になるリスクを減らすことができます。

野菜くずはファイトケミカルの宝庫

野菜でファイトケミカルが多く含まれている部分が野菜くずと言われる、野菜の皮や種、ヘタ、根っこなど普段は捨てている部分です。

しかし、この普段捨てている部分には、私たちが食べている部分よりも、たくさんの栄養素が含まれています。

例えば、大根の葉はホウレン草と比べて

  • ビタミンC⇒約5.5倍
  • 鉄分⇒約1.5倍
  • カルシウム⇒約5.3倍

カブの葉は普段食べる白い部分に比べて

  • ベータカロテン⇒3000倍

その他にも、ホウレン草の根にはマンガンが豊富に含まれるなど捨てるのが非常にもったいないと感じるほど、栄養素が豊富なのです。

野菜くずスープでファイトケミカル効率よく摂取

野菜くずに含まれる豊富な栄養素を、何としても摂取したい!でも、野菜くずを食べるのはちょっとと思いますよね。

そこで目がテン!でおすすめされていたのがスープにすること。

ファイトケミカルは細胞内にあるため、すりつぶしただけでは、汁にファイトケミカルが出てきません。

ところが熱を加えてスープにすると、野菜の細胞が壊れて、ファイトケミカルが沢山溶けだしてくるのです。

しかし、ここで注意することがあります。

何も考えずに、野菜くずを入れてスープを作ると苦いスープが出来上がります。

良薬口に苦しという言葉もありますが、どれだけ健康にいいと分かっていても、おいしくなければ続かないですよね。

目がテン!流 野菜くずスープの作り方

まず、おいしいスープを食べるためには、野菜くずを分ける必要があります。同じ野菜くずでもスープにしたときに、苦みが出るものと、出ないものがあるため分ける必要があります。

☆スープに向いている野菜くず

ニンジン、トマト、かぼちゃ、パプリカジャガイモ、など色鮮やかなもの

☆スープに向いていない野菜くず

キャベツ、カブの葉、大根の葉、玉ねぎの皮、などの緑黄色野菜系

スープに向いている野菜くずだけで作れば、おいしいスープができると思ってしまいますが、それだけだと”コクのない”スープが出来上がってしまいます。

そして、コクを出してくれるのが「スープに向いていない野菜くず」になります。

スープに向いている・向いていない両方の野菜くずを使用するのが、おいしいスープを作るためには必要で、その使用する割合が分かれば、常においしいスープを作ることができるようになります。

そして、美味しいスープを作る黄金比が目がテン!で明らかになりました。

スープに向いている野菜くず:スープに向いていない野菜くず=7:3(重量比)

長くなりましたが、おいしいスープの作り方です。

◎用意するもの

  • 野菜くず
  • オリーブオイル 大さじ1
  • 料理酒     大さじ1
  • 炊飯器

◎作り方

  1. スープに向いている野菜くずは小さくカット
  2. スープに向いていない野菜くずは大きくカット
  3. 野菜くず、水、オリーブオイル、料理酒を炊飯器に入れる
  4. 炊飯ボタンを押して、約1時間で出来上がる
  5. 出来上がったスープを越して、野菜くずと分ける

材料を用意して、炊飯器にお任せするだけの簡単レシピです。ちなみに鍋で煮込むとおよそ20分で出来上がりますが、ずっと鍋についていないといけないのでちょっと大変ですね。

スープを作るのに炊飯器を使う理由のには、理由があります。

炊飯器は、最初は40~50℃で温めて、最終的に100℃にしてご飯を炊き上げます。この温度変化が野菜からアミノ酸やグルタミン酸を引き出します。

オリーブオイルは、脂溶性のファイトケミカルのベーターカロテンなどを溶かしだすため、より栄養素が高いスープを作ることができ、料理酒は野菜の臭みを消す効果があります。

野菜くずスープを使ってパスタ作り

野菜くずスープを使っておいしいパスタを作りましょう。パスタは蒸しパスタにすることで、パスタが野菜スープを吸って、おいしくなります。

◎野菜くずスープ・パスタの作り方

  1. フライパンに400mlの野菜くずのスープを入れ、火にかける
  2. スープが沸騰したら、1人前のパスタを半分に折ってフライパンに入れる。
  3. 蓋をして、パスタの袋に記載されている時間火にかければ、蒸しパスタは完成
  4. 具は、フライパンで野菜くずを炒め、塩コショウで味付けした後、野菜くずスープを100ml入れる
  5. 蒸しパスタを入れ、スープを絡めたらお皿に盛り付け、しらすを乗せて完成

しらすをのせることにより、おいしくなるのはもちろんですが、しらすのカルシウムによって野菜のビタミンCの吸収力を高める効果もあり、一石二鳥です。

是非試してみてください。

野菜くずスープのために保存して貯めておきましょう

野菜くずスープを作ろうと思うと、それなりの量が必要となりますが、一日でそんなにたくさん野菜くずが出るわけではないと思います。

そこで、スープを作るのに必要な量になるまで保存して貯まておきましょう。

野菜くずの保存は冷凍保存が適しています。ファイトケミカルは冷凍保存で失われることがなく長期保存が可能なためです。

ここのところ毎年、野菜の高騰がニュースになっています。野菜のくずとなってしまう部分も上手に活用して、栄養をとって、健康的に過ごしていきたいですね。

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