聴力低下が原因で認知症に? ガッテン2017年12月6日(NHK)

今年7月、英医学誌で認知症の35%は予防できるとの研究結果が報告されました。しかも予防可能な原因の中で中年期の聴力の低下が認知症の最大の原因と発表されたのです。

え?「耳」という感じですが、「聴力」の低下と「脳」には驚きの関係がありました。

聴力が衰えるとなぜ認知症になりやすいのか、聴力が低下する原因、また聴力の衰えからくる認知症を予防する方法などを書いていきます。

自分でも気付かない聴力の低下と原因 ガッテン

ガッテンでは、「ペンチ」という発音を聞いてもらい何と発音しているのかスタジオの観覧に来ている人に聞いてみると「電池」「天地」「ミンチ」などかなりバラバラな結果に。

実験では60歳以上で普段の会話が問題なくできる人が集まりましたが間違いが続出。なぜこんなことになるのでしょうか

実は鼓膜の中には蝸牛という組織があり、そこに生えている毛が震えることによって電気信号を脳に送っています。その毛ですが、場所によって震える音の高さが違うのです。

蝸牛の外側は高い音で外側は低い音で震えますが、高い部分の毛から抜けやすくしかも2度と生えてきません。

そのため歳を重ねると高い部分の音が聞こえづらくなっていくわけです。

なぜ「ペンチ」という発音を聞き間違える人が続出したのかというと言葉が、母音が低音、子音が高音で発せられるため、子音が聞こえなくなってくるからです。

上の図を見てもらえると分かりますが加齢による聴力の低下は、高音部分が特に顕著です。

しかし聴力の低下に気が付くのは、急激に聞こえが悪くなりがちな60代になってからです。60代でも2~3割、高齢者全体では3人に1人が、「耳の機能の低下」が隠れていると言われています。

しかも厄介なことに日常会話などは問題がないのでなかなか自分では気付けないのです。

まずは簡単に聴力チェック ガッテン

聴力低下を早期発見するためのチェックリストです。

・ふいに声をかけられると聞き取りずらい
聴力が落ちてくると、複数人の会話が難しくなってくるそうです。

・名前を聞き間違える
加藤と佐藤などを聞き間違える

・車の音がしても来る方向が分からない
脳の聴力に関係する部分の衰えがあるそうです。

・小声が聞き取りづらい、異常に響く
聞き取ることができる範囲が狭くなっている。

今はスマホで簡単に聴力がチェックできるみたいです。そこそこ正確ということで、気になる方は病院に行く前に使ってみてはいかがでしょうか?

イヤホンで音楽を聴く人は年齢に関係なくやった方がいいですよ。

あくまでも、スマホによる結果なので参考程度ですが、気になるようでしたら医者に掛かってみてはどうでしょうか?

聞こえるデシベル 難聴の程度
0dB〜30dB未満 正常
30dB以上 軽度難聴
50dB以上 中度難聴
70dB以上 高度難聴
100dB以上 ろう

聴力の低下により脳に何が起こるのか? ガッテン

難聴になり聴力が低下していくと恐ろしいことに脳の聴覚領域が萎縮していきます。

「聴力」は、コミュニケーションにかかわりが深く、聞こえない部分があっても脳内で推測するなどのネットワークがあります。そのため脳の広い範囲にかかわるため脳の萎縮範囲が広範囲になってしまいます。

また脳は1つの能力を失うとそれを補うように脳内処理の配線を変えて対応しようとします。

例えば視覚、触覚など他の感覚の脳の領域が、聴力を処理していた脳領域に取って代わるということ起こるわけです。この脳内処理の配線を変えるときに認知機能に深刻な悪影響を及ぼす場合があるというのです。

聴力が低下した場合、脳内でこの2つの変化が起こり、認知症を発症する可能性が高くなります。

聴力低下が原因の脳萎縮を食い止める ガッテン

脳萎縮を止めるには、聞こえない状況を解消しなくてはいけません。ガッテンでは補聴器を推奨して今いたが、結構補聴器を嫌がる方もおおいと思います。

それは、周りに迷惑をかけていることに気づかず、聞こえなくても生活できていると思っている場合もあります。

そのため次のようなステップを踏んで、一度聞こえるということがどんなことか分かってもらって、補聴器をつけてもらうきっかけにするのもいいかもしれません。

1.聞こえることを実感する。

私は基本的には病院に行ってしっかり検査して、補聴器を作るべきだと思います。

しかし、病院に行きたくない、補聴器はつけたくないという人には、家で何とか聞こえる生活をしてもらわないといけないと思います。

そこで、簡単に購入可能な健康機器を使ってみるのも一つの手です。

「みみ太郎」という商品は10日間無料で試すことができるので、その間に聞こえる生活を体感してもらって、補聴器へ進むというのはどうでしょうか。

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補聴器をつける

補聴器というとつけるのを嫌がる人もいるみたいですが、音が聞こえないと会話ができないためどんどんふさぎ込んでいき、脳だけでなく精神的にも良くありません。

ところで私は補聴器というのはただ、音量を大きくしているのかと思ったら全然違うそうです。補聴器の役割は聞こえにくくなった音の周波数の部分を補う役割があり、決して大きい音になるわけではないそうです。

そのため、補聴器は病院に行って正確な聴力検査を行ったうえで、個々に合わせて細かく調整がされるとのこと。決して、買ってつけて終わりではないということです。

最初はうるさく感じるそうですが、3か月ほどで慣れるそうです。

補聴器は重度の難聴になったから付けるというものではなく、生活に支障が出始めたら若くてもつけた方がよいそうです。

必要になる年齢はその人のライフワークによって大きく違うそうなので、まだ自分は若いとか年齢で決めず聴力に問題があるようでしたら病院に掛かるようにしましょう。

聴力の低下を予防する方法 ガッテン

聴力は低下は早いうちに対策するとよいと言われています。完全に耳が聞こえなくなってしまう前に対策をしましょう。

安静を保つ

耳の酷使しすぎや寝不足、過労などにより難聴になる可能性があります。できるだけこまめに休憩を取って安静にする時間を作りましょう。

特に今は若い人がヘッドホンで音楽を聴くことが多く、難聴が増えているようです。ヘッドホンは60分以上聞かない、60%の音量で聞くということを心がけましょう。

適度な運動をする

有酸素運動は健康にいいと言われていますが、前進の血液循環が良くなるため、もちろん耳にも有効です。

運動をして、体も耳も健康というのが一番ですね。

マッサージ

マッサージは耳の血流を促進します。耳たぶを引っ張ってくるくると回してみたり、耳の軟骨に沿ってさすってみたりなど、気持ちいと感じるやり方を探してみてください。

「耳門」「天柱」と呼ばれるツボが難聴に聞くと言われているので指圧してみましょう。

トレーニング

耳から脳への伝達を良くするトレーニングです。

例えば、日常の生活音や作業音などの音だけを聞いて何をしているのか想像すると、耳からの刺激で脳を活性させることができ、効果的です。

また音楽プレーヤーで聞いている音楽などはm音量を下げ脳を集中させながら聞くとトレーニングになります。

そのほかにも、薬や手術など病院の診察を受けて行う回復法もありますので、一度診察を受けてみましょう。

サプリメント

蜂の子のサプリメントが聴力低下に効果があると言われています。

蜂の子によりストレス時に分泌されるホルモン「コルチゾール」の分泌が抑えられます。コルチゾールは加齢によって増加する事も分かっていて、加齢とともに進行する難聴に対しても予防的な効果を発揮する可能性があると言われています。



まとめ ガッテン

今まで、年を取ると耳が遠くなるのは普通でそれ以外何も気にしていませんでした。

しかし聴力の低下が原因になって認知症の発症すると今回分かって、40代から自分の聴力を鍛えていく努力がしなくてはと感じています。

耳に大きな負担をかけない生活を心がけて、元気に暮らしていきたいものですね。

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