血圧サージをどのように予防する?|NHKスペシャル”血圧サージが危ない”

血圧サージをどのように予防する?|NHKスペシャル”血圧サージが危ない”

血圧サージが怖いと言われていますが、血圧サージとはいったい何なのでしょうか?

高血圧とは違うの?と思われる方もいるかもしれません。

高血圧だと数々の病気のもとになるので気をつけましょう、というのが今までの血圧の常識でした。

しかし、血圧サージというものが出てきて、血圧に対する考え方を変えなくてはいけないようです。

血圧サージについて詳しく見ていきましょう。

・血圧サージとは何者?

自宅だと、血圧が普通なのに病院に行くとものすごく高いとか、朝に測ってみたら血圧が高かったという経験をしている人がいると思います。

このように普段は血圧が正常なのに、何かの拍子に血圧が急上昇する症状を血圧サージといいます。

日常で行っているちょっとしたことで、起こってしまう血圧サージ、そのため血圧計で測ることが難しくどうしても見逃しがちです。

そのため、今まであまり話題にならなかったのでしょう。

・血圧サージがなぜ問題なのか?|NHKスペシャル”血圧サージが危ない”

血圧サージは普段は穏やかに動く血圧が、まるで大波のように変動するため、血管へのダメージが大きくなってしまいます。

血管へのダメージがあるということは、今まで高血圧で言われていた病気のリスクが更に高まってしまいます。

ただし、血圧サージが一回あったから、すぐに問題というわけではないので心配しすぎないようにしてください。

問題は、血圧サージが長い期間にわたって頻繁に起こった場合です。

3年前に発表された研究で、正常の人と比べてどの程度、脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高まるか調べられています。

それによると

高血圧:1.4倍
血圧が正常で朝の血圧サージの疑い:2.5倍

という結果になっていて、血圧サージの危険性が明らかになっています。

また、血液サージによって認知症のリスクが高くなるという山型大学の研究報告もあり、なかなか無視できない症状だということが分かります。

・自分が血圧サージがどうしたら分かる?|NHKスペシャル”血圧サージが危ない”

健康診断や病院での血圧測定では見つからない血圧サージ。

そうすると、自分に血圧サージが起きているか不安になりますよね。

どうしたら、血圧サージの有無を知ることができるのでしょうか?

一番いいのは、自宅で血圧を測ることです。

タイミングは、交感神経が活性化し血圧サージが起きやすい早朝がオススメ。

1.目覚めた後にトイレを済ませる。
2.起床後1時間以内に血圧を2回測り、その平均値を記録。

上の血圧が135mmHg以上、下の血圧が85mmHg以上の数値が頻発したら血圧サージの可能性があります。

高血圧のかたは、5日間、朝に血圧を測り、最も高い値と低い値の差が20mmHg以上あるようなら要注意です。

NHKスペシャル”血圧サージが危ない”では血圧サージの危険度が分かるチェックテストが紹介されました。

このテストでリスクありの場合は、ぜひ家で定期的に血圧測定をするようにしましょう。

血圧サージ”危険度チェック(監修:帝京大学教授 大久保孝義さん)
血圧サージ”危険度チェック 集計結果

・血圧サージの予防、対策はどうする?|NHKスペシャル”血圧サージが危ない”

血圧サージの予防、対策に入る前に大前提があります。

まずは、家で決まった時間にしっかり血圧を測って、自分の血圧を把握することです。

それにより、高血圧の対策にもなりますし、その他の病気の前兆が分かる場合もあります。

まずは高血圧と同じく「有酸素運動」や「減塩」など普段の生活に気をつけることが基本です。

また朝の生活習慣の見直しも有効です。

例えば平日の朝に「ギリギリまで寝て、食事をかきこんで走って駅まで行き、満員電車でストレスを感じる」ような場合は、交感神経を興奮させる状況が重なるので、血圧サージの危険が高まります。

朝は早起きをして、ゆっくり出勤できるようにしてみると、血圧の急激な上昇を抑えることができます。

・注目のタオルを使った血圧サージ対策法|NHKスペシャル”血圧サージが危ない”

NHKスペシャル”血圧サージが危ない”では、いま注目されている改善法として、タオルを使った「ハンドグリップ法」が紹介されていました。

全力の30%の力で何かを握ることで血圧を改善するという方法です。

NHKスペシャル”血圧サージが危ない”で取材した専門家は、折りたたんだタオルを握ることで全力の20~30%になることを突き止め、実際の高血圧患者への指導に活用していると説明していました。

《ハンドクリップ法》

この方法で注意点する点は、握る際に呼吸を止めないこと
息をとめて力むと血圧が上がってしまうのは誰もが経験していると思います。

タオルは縦30cm・横80cm程度の一般的なフェイスタオルを使用します。

1.横(長手方向)に2回、縦に1回折ります。

2.折り曲げた丸めて握ります。親指と他の指がつかないようにするのがポイント。

3.1回、2分間タオルを握ります。それを、左手と右手で2回ずつ行います。

4.(3)の内容を、2日に1回、4週間以上続けると効果が期待できるようですよ。

これから冬に向かって、血圧も高くなっていきます。

朝起きるときやお風呂場など血圧が急上昇する場面が多くなっていきますので、今からタオルを握って冬に備えていくといいと思いますよ。

血圧サージについては血圧サージ、コーヒーでも?|ガッテン2017年10月4日(NHK)でも詳しく書いていますので、読んでみてください。

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